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ハワイ諸島のできるまで

　アロハ！みなさんこんにちは。ようやく公開となりましたハワイガイドカイン。記念すべき第一回のコラムは、ハワイ諸島の成り立ちについて、ハワイアンジオグラフィー（地理）のクラスで得た知識をひけらかしてみたいと思います。

　右上の画像は現在のハワイ諸島の主要な島々で、左上から、ニイハウ、カウアイ、オアフ、モロカイ、ラナイ、マウイとカホオラウェ、そしてハワイ島の順に並んでいます。見ての通りハワイ諸島は北西から南東にかけて連なっていますが、これは太平洋プレートの移動とマグマ泉の停滞に起因しています。つまり、プレートが北西に移動するのに対して、吹き出るマグマの位置は変らないので、

島が出来ては移動、また新しい島ができては移動、というようにして列島が形成されたわけです。現在、一番若いハワイ島の下には活発なマグマ泉がありますが、将来的にはハワイ島からも外れて、次の新しい島を作るのでしょう。

　ハワイ諸島には、上に挙げた島だけでなく、北西に向かって連なる多くの小島や環礁等も含まれます。それらの島はかつて今のハワイ島の位置にあって、長い年月をかけて移動し、風と水による浸食作用で削られて小さくなっていったのです。そして将来、ハワイ島も同じように移動しながら小さくなって、日本の近くに到着する頃には、すっかり海面の下に消えてしまうことでしょう。悲しい話ですね。

（6/25/04）

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