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概要 |
島の最南端、South Point(ハワイ名 Ka Lea)は、アメリカ合衆国最南端の地でもある
。荒れ道を通って辿り着くと、大型魚を釣り上げるための滑車が並ぶ切り立った崖の向こうに、真っ青な海が広がっている。華やかな観光スポットとは言い難いが、ハワイ島の無骨な大自然を感じることのできるお勧めポイントの一つである。
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South Point Road |
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島の南、11号線の左から真南に向かって海まで走っているのが
South Point Road。左右には見渡す限りの草原が広がっていて、たくさんの牛や馬が放牧されている。この道、最初はまともなのだが、途中からは舗装部分が車一台分(しかもボロボロ)になってしまう。
対向車が来たら、どちらかが路肩に避けないと通れない。何度もすれ違っていると疲れてくるので、飛び切りの笑顔で挨拶を交わしながらテンションを保とう。ちなみに、レンタカー会社でこの道の走行を許可しているのは
Harper だけ。
道の途中、海に向かって右手に立ち並ぶ、風力発電用の風車群 (Kama'oa Wind Farm) が見えてくる。三菱製の風車が37基並んでいて、ブオンブオン音をたてて回る様子はなかなかの迫力。ところどころ錆びていたり、羽が無いものもあったりするが、1年間で約7000世帯分の電力を作っているとのこと。立派。
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釣り |
ハワイ島のローカルフィッシャーマン達に「この島でどこが一番良いフィッシングポイントか?」と尋ねれば、約9割の奴らが「サウスポイントだろ!」と答えるだろう。ただフィッシングポイントとはいっても釣り人のために整備された場所はなく、切り立つ崖の上からローカルフィッシャーマンたちが打ち込み、浮き釣り、サビキなど様々な方法で思い思いの釣りを楽しんでいる。観光に来てちょっと釣る、というのは難しいかもしれないが、ローカルが釣っている様子を見ているだけでも楽しめるはず。(詳しくはこちら)
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強風注意 |
別に危険というわけではないが、風力発電が行われているだけあって、一年を通して強い風が吹いている。その所為で、サウスポイント付近に生えている木はすべて、右の写真のようにかわいそうな形になってしまっているのだ。帽子など飛ばされないように注意。
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アクセス |
島の南部を真横に走るハイウェイから、垂直に南へと走るサウスポイントロードを通って、道が分かれたら右に進む。赤土の駐車スペースがあるので、適当に停めちゃってOK。海に向かって左に歩くと、灯台や古い埋葬地などを見ることができる。
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